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溝上幾久子 版画原画展 /絵本「オオカミ県」と小説「白鶴亮翅」のために

好評につき6月中会期延長決定

Hasu no hanaでは、2023年6月1日-10 日まで溝上幾久子 版画原画展 /絵本『オオカミ県』と小説『白鶴亮翅』のために 

を開催いたします。本展では、溝上が多和田葉子氏の2冊の本のために制作した版画作品を展示いたします。

 

1つは、5月上旬に発売されたばかりの小説『白鶴亮翅』で、こちらは朝日新聞で連載されたものです。連載時の挿画180点の

中から約80点を展示いたします。溝上は銅版画を得意としますが、『白鶴亮翅』は紙版画で制作したものが多く、銅版画との表

現の違いをお楽しみいただけます。書籍には挿画は入ってはおらず、新聞連載時の挿画の多くはモノクロでしたが、実際の版画

はかなり色インクを使用したものや、手彩色したものなどがあり、1つ1つの作品としての版画をご覧いただける機会となりま

す。また、書籍化に伴い、表紙用に制作した版画も展示いたします。

もう1つは、絵本『オオカミ県』の版画原画となります。実は、『オオカミ県』は手製本した私家版があり、2019年に開催

した展覧会開催後に、ものがたりは加筆され、絵は新たに制作したものに一部は差し替え、また加わり、論創社から2021年

に刊行されました。この2つには微妙な差異があり、ラストシーンの絵は大きく変わっています。溝上の心情はどのように変

化したのでしょうか。この2つの『オオカミ県』を見比べることができるのは、本展の見どころともいえます。

”オオカミ県”が何を指し示すのかは、今感じている社会により、人によりそれぞれの”オオカミ県”を受け取ることと思います。

会場では、『オオカミ県』のものがたりから、インスパイアされたスタンドコーヒー:オオカミカフェを併設いたしますので、

溝上幾久子の版画とともに、”オオカミ県”について想いを巡らせにいらしてください。

​溝上幾久子(みぞかみ・いくこ)
銅版画家。1965年千葉県生まれ。1990年から銅版画を中心とした作品を制作発表しつづけている。書籍、新聞、雑誌のための装画、挿絵など多数。プライベートプレス「幾文堂」を主宰。https://www.icucomizo.com/

溝上幾久子 版画原画展

絵本「オオカミ県」と小説「白鶴亮翅」のため

会期:2023年6月1日(木)〜10日(土)
休み:月曜日

時間:13時-20時

入場料:無料 

会場:EJIMA-SOU 2F 品川区戸越5-8-19 
●特別展あり :500円
茶室と1F小スペースにて、私家版「オオカミ県」の原画と手製本の絵本を展示します。


   

会期延長決定! ※特別展は終了しました。

金、土、日で開催 します。
時間は曜日によって少しづつ違うので
​要チェックでお願いします!!

6月17日(土) 13時 -17時

6月18日(日) 13時 -18時

6月23日(金) 15時 -20時

6月24日(土) 13時 -17時

6月25日(日) 13時 -18時

6月30日(金) 15時 -20時
   

pick up1

​書籍の事前予約特典あり!

→終了しています。
​書籍購入はできます。

pick up2

会場内併設喫茶あり。
(カウンター2席、立ち飲みバル)→延長会期もやります。


 

pick up3

6/3,4 限定
​特別展御鑑賞の方に私家版オオカミ県のポストカードプレゼント


 

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