キタムラマサコ 野に咲く花 と 葉壜 展
2020/03/20-28
会期:2020年3月20日(祝 金)~28日(土)
時間:月・火・土・日 12:00〜19:00 水・金 15:00~21:00
休み:木
入場料:無料
会場:品川区戸越5-8-19 EJIMA-SOU 2F
(Hasu no hanaの2階)
その他:喫茶あり。土日のみ江島食堂やります。
28日は、魚のメイン、自然栽培野菜の副菜の
1汁4菜プレートの予定です。
道ばたで摘んだ草や花一本。小さな植物のための器ー葉壜(はびん)で春を
楽しみませんか?
様々なガラスびんのリユースから生まれるキタムラマサコさんの葉壜の展示会を
開催いたします。また期間中、店内では、自家焙煎珈琲と季節のおやつ、
土日限定で、自然栽培野菜を使ったランチプレートもご用意いたします。
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Interview with
masako kitamura
シンプルだけど機能的で、とてもデザイン性もあって、よくぞ閃いた!!という葉壜ですが、作り始めた経緯を教えてください。
キタムラ:
ガラスの技法を学ぶ中、再生のモノづくりに関心があったことがひとつきっかけだったと思います。身近にあるガラスびんの個性的な形状や、内側にひそむ滲んだような 質感に美しさを感じ、何か別のものに生まれ変わらせられないか、、と 試しにびんを切ったり逆さに向けたり組み合わせたり。試行錯誤を重ねるうちに、このカタチに辿り着き、そこからもう17年〜18年葉壜を作っています。
素材はどのように選んでいますか?
キタムラ:
古いびんについては、素材の風合いや雑な感じのディテールなどそれぞれにニュアンスがあるため、選別せず手に入ったものはほぼ全て使っています。単独では使いづらくても他のびんと組み合わせることで生きてくるので。
また制作の際には、葉壜の完成図をイメージしながら選んでいます。まずびんを上下のパーツに切り分けたところを想像し、幾つかのびんから生まれるパーツを頭の中でパズルのように組み合わせ、入れ替え差し替えしていき、いいバランスに落ち着いた時点でカットするなど実際の作業に入っていきます。
作り続ける中で、葉壜について思うことは?
キタムラ:
びんの豊かな形状や色、その組み合わせ、独創的な植物たちを挿した時のバランス。 それらとの出会いで葉壜は成り立っているのだなと、出会いから生まれるモノづくりだと感じています。